大手メーカーの石鹸と手作り石鹸の製法

石鹸を毎日使います。ストックもしています。いただくことも、贈り物にすることもあります。引越し退職、忘年会や結婚式二次会、イベント参加賞など、なにかの機会でもらった石鹸が役立ったこともありませんか。

石鹸は買ったりもらったりするのが当然。そう思っていると信じがたいですが、自分で作る人がいます。まさか自宅に石鹸工場があるわけではありません。個人でもできる製法で石鹸を作るのです。

メジャーブランドの石鹸のほとんどは「中和法」と呼ばれる製法で作られています。主原料の油脂をあらかじめ脂肪酸とグリセリンに分解します。そして脂肪酸を取り出してアルカリと反応させて石鹸にします。製造プラントで短時間、大量に製造することができます。精製を繰り返すと純度の高い石鹸が得られ、石鹸素地として高級石鹸の材料(ベース)となるものもあります。

一方、手作り石鹸でよくおこなわれるのは、原材料の油脂と苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)などの塩基を反応させて石鹸に変えていく「鹸化法」です。鹸化法にはさらに熱を加える方法(窯焚き)や極力加熱しない方法(コールドプロセス)などがあります。手作り石鹸にはコールドプロセスがよく用いられます。コールドプロセスではまず油脂と苛性ソーダを混ぜあわせます。材料は熱を発しながら反応を起こします。材料の粘度が増してくるので、頃を見計らって型に流し入れて適当な時間静置します。この間にも反応は進みます。型から出した後も1~2ヶ月の間乾燥させます。この間にもまだ反応が続きます。これを熟成期間と呼んだりします。要は鹸化反応が進み水分が飛んでいく期間です。必要な場合は途中でカットして成形します。

コールドプロセスは加熱なしにゆっくり反応させるので油脂の本来の成分が損なわれにくく、グリセリンもある程度残して石鹸を作ることが出来ます。これなら個人でも製造できますね。

メジャーブランド石鹸なら通常は中和法で大規模に、手作り石鹸は主にコールドプロセスでこじんまりと。製造法には大きな違いがあり、それが出来上がりの性質の違いとなります。

ニコハンドメイドソープは6種類の植物油脂と精製水、苛性ソーダをコールドプロセスで仕上げた手作り石けんです。保存料や香料、合成化合物、動物油脂を使わず原材料にはできるだけ国産のものを選び、全成分を表示しています。ご自宅用、贈り物用、イベントの景品用など、石鹸はなにかと手軽で便利な製品。それでも成分を確かめて選びたいとお考えの方はぜひ一度ニコハンドメイドソープをお試しください。